私が免許を取ったのは、勤めてからです。
忙しい仕事の合間に上司の機嫌を取り、嫌味を言われながら半年ぎりぎりで卒業までこぎつけました。
そして、息子と娘は、そうした話を聞いていたので、学生時代に教習所に行きました。
それも、時間的に余裕がある夏休みでしたね。
息子は通常の教習所でしたが、娘の場合には、理系でもあり、それほど時間に余裕がなかったので、最短の時間で取れる合宿免許に行かせてくれという願いを聞き、費用は出してやりました。
娘が合宿制の教習所に行ったのは、数年前のことです。
合宿制というシステムは私も知っていましたので、別に心配はなかったのですが「どこにあるの?」と聞くと、東北の某県です。
関東に住んではいましたが、それほど遠い所とは思わなかったので「また、どうして○○県にしたの?」と聞くと、旅行好きな娘はちゃっかりと答えました。「○○県に一度行きたかったの」。
何やら、旅に行かせるのか、免許を取りに行かせるのか曖昧ながら、送りだしました。
それに、話をよく聞くと、仮免許の後の教習所の外の実際の道路での教習が、都心部の道よりも交通量が少ないので、何だかやりやすいような気がするというのが本音のようでした。
特に、あまり運動神経のいい方ではないので、高速実習が少し怖かったようです。
教習所には、隣接して宿舎があり男女別に分かれていることも、女の子ですので、安心しました。
そして、食事は三食付いていますし、お風呂もありますから、暮らしに不便はありません。
その教習所の周りにはまったくお店、例えばコンビニエンスストアのようなものもなく、外に出ても仕方ないような環境でしたので、教習所内に売店もありました。
そうして、合宿の中で、寝起きを共にした同世代の、学生生活では知りえなかったような土地の出身者の方とも、共に暮らす中で友達も出来たようです。
娘は一度決めると、親馬鹿かもしれませんが、頑張る方なので、所定時間に教習の全過程を終え、予定通りの最短の期間で卒業できました。
また、合宿免許の副次的なメリットとして、新たな友達ができたことがあります。
これは結構大きな収穫だったようです。
旅好きなので、卒業というか終了の後に数日は観光にあてたようで、土産は、教習所でのできごとや旅した土地のことなどの話です。
振り返ってみると、短期で免許が取れると言うメリット以外の、友達とか、知らぬ地に行くといった副次的なメリットもあるようで、若い方や、忙しい方には、このシステムが好評なのが納得出来た次第です。